動画を作成しました。
清水ただしさんが答える形で「大阪都構想」を解説します。
是非ご覧ください。
こんな強引なやり方に不安と怒りの声が広がっています。
みなさんは、どうお考えになりますか。お聞かせください。市政へのご意見
機関紙367号を発行しました。
清水ただしさんと女性インタビュアーの掛け合いで、「大阪都構想」をわかりやすく解説します。
なお、DVD撮影を兼ねた学習会となっております。是非ご参加ください。
主催:大阪市をよくする会・明るい民主大阪府政をつくる会
橋下市長の辞任と「出直し選挙」について
2014年2月3日
大阪市をよくする会
事務局長 福井 朗
2月3日に松井府知事と橋下大阪市長は共同で記者会見を行い、橋下市長が市長を辞任し、「出直し選挙」を行うことを正式に表明しました。1月31日に行われた法定協議会で大阪都構想の「5区分離案」への絞り込みが否決されたことに端を発していますが、これはもともと大阪都構想自身の実現可能性が低く、「無理筋」であることを示したにすぎません。また、昨秋の堺市長選挙では大阪都構想が争点となり、反対を掲げた竹山市長が圧勝したこと、朝日新聞の世論調査でも反対が上回ったことなどからも明らかです。
合わせて、今回の「出直し選挙」はまったく道理がありません。仮に橋下市長が再選されたとしても議会や法定協議会の構成はまったく変わらず、任期も残された2015年12月まででしかありません。前回市長選挙に要した費用は6億3588万円に及び、今回も同様の費用がかかることが考えられ、税金の無駄遣いという批判は免れないでしょう。
また、予算審議の期間中に市長不在となり、行政と議会に混乱をきたすことは避けられません。
大阪市をよくする会は、明るい民主大阪府政をつくる会と連携し、「大阪都ストップ 維新政治打破 共同闘争本部」を立ち上げ、都構想の政策的批判とその学習、街頭での宣伝活動、これまでつながりのなかった各界各層とのみなさんとの共同を進めることを、1月27日の「両会合同 幹事団体・地域連絡会代表者会議」で確認しました。自らの政治の行き詰まりの果てに市政を投げ出し、多額の税金を浪費する党利党略の橋下氏の姿勢を厳しく指弾するとともに、両会で掲げた大阪都ストップ、維新政治打破の政治目標を達成するために、幅広い共同を作り上げ、全力をつくす決意です。
以上
「明るい民主大阪府政をつくる会」と「大阪市をよくする会」は連名で、パンフレット「『大阪都』Q&A」を発行しました。
橋下大阪市長や「維新の会」が、「大阪都」構想をかかげ、この秋にも「住民投票」をやるとさけんでいます。しかし、その中身は? Q&Aで見てみました。
5月大阪市会を終えて――橋下・維新の会を追い詰めている世論と運動に確信を持ち、橋下市長に辞任を求める運動のいっそうの強化を
2013年6月3日
明るい民主大阪府政をつくる会 事務局長 前田 博史
大阪市をよくする会 事務局長 福井 朗
5月30日に閉会した5月大阪市会では、日本共産党と自民党、OSAKAみらい(民主系)の3会派が共同で橋下市長への問責決議案を提出、公明党もこれに応じるとの報道がされました。この決議案成立の流れを見た橋下・維新の会は、窮地に追い込まれる中で、松井知事が「問責決議案が可決されれば出直し市長選挙」と発言しました。この「けん制」に対し公明党が問責決議案への態度をひるがえし、決議案は維新・公明の反対で否決されました。
この問責決議案が提案されることとなった経緯は、5月13日に橋下市長が「慰安婦制度が必要なのは誰にでもわかる」などという人権無視の暴言に端を発したものです。この発言には、歴史認識の違いや立場を超え、保守層からも、女性を戦争遂行のためのモノ扱いするという人権感覚の欠如への批判や怒りが沸き起こりました。外国特派員協会での橋下市長の会見は、米軍と米国国民には謝罪しながらも、元「慰安婦」や日本国民に対する発言の撤回や謝罪は一切なく、開き直りと言い訳に終始するものでした。海外のメディアからも「国際的には誰も納得しない。政治家として失格」(ドイツ紙)と厳しい批判が出るのは当然です。
問責決議案が公明党の豹変で否決されたとはいえ、松井知事の苦し紛れの“出直し選挙”発言や、橋下大阪市長の「否決されたとはいえ、同文の決議案が市会の過半数の会派から提出されたことは重く受け止める」との発言は、橋下・維新の会を世論と運動で追い詰めたことを示すものとなりました。
また5月市会では、橋下市長が「大阪都構想」をごり押しするために「二重行政」の象徴としてきた水道事業の統合案が、公明党を含む反対多数で否決されました。橋下市長の提案が議会で否決されたのは、これが初めてです。「地下鉄・市バス民営化案」についても、3月議会に続き、前回賛意を表明した維新・公明も含めて全会一致で継続審議となり、その可決を阻むことができました。この一連の経過は、「大阪都構想」が行き詰っていることを示しています。
「明るい民主大阪府政をつくる会」と「大阪市をよくする会」は、橋下市長の暴言の撤回と謝罪、辞任を強く求めるものです。また、橋下市長の発言は、公職たる市長にあるまじき発言であることは消えるものではありません。私たちは広範な市民団体と手を携え、橋下市長の辞任を求める運動を引き続き呼び掛けるものです。
以上