市民の要求と運動

子ども、教育

大阪の教育はどうあるべきか

 

 大阪市をよくする会は、2025年4月24日に「大阪の教育はどうあるべきか」をテーマにした学習会を開催しました。
 下記のプログラムに「発言開始の時間」を記載していますので、どなたからでも視聴いただけます。
0:00 《司会&開会あいさつ》 中山直和 大阪市をよくする会 事務局長
 《大阪の教育現場・問題の実態の報告》
7:15 ① 高校授業料無償化と教育現場の実態について(大私教幼小中高校専門学校部 書記次長 岩井 繁和さん)
17:55 ② 教員を増やさない維新教育・教員不足のカラクリ (大阪市教委員長 宮城登さん)
26:53  《講演》 山本由美 和光大学名誉教授
「教育はどうあるべきか―大阪の教育の問題点と アメリカ・シカゴのとりくみ」
1:23:37 《行動の呼びかけ》

「大阪市文化財協会」3月末で解散、十数万冊の貴重な蔵書が韓国に渡る

「大阪市文化財協会」3月末で解散、十数万冊の貴重な蔵書が韓国に渡る

 

文化財保護行政の崩壊

 

「二重行政の解消」を理由に文化財保護行政が破壊される!

 

 昨年9月に「大阪市文化財協会・文化財行政を考える」をテーマに「中央区自治体学校」を開催し、「協会」の存続を訴えてきました。

 

 一般財団法人である「協会」が黒字経営だったにも関わらず3月末で解散となり、難波宮跡公園内に存在した事務所・展示場の解体工事が始まっています(写真)。
十数万の蔵書を韓国に譲渡

 

 トレハロース(糖質)を使用した木造遺物の保存処理技術を開発、その手法は海外の研究機関から視察に訪れるほど高度な発掘調査の専門技術を有していた協会でしたが、その技術を継ぐところはなく、また十数万冊に及ぶ蔵書は国内での引き取り手が見つからず、韓国の研究機関(嶺南文化財研究所)に譲渡されました。

 

 文化を斬り捨てる一方で、カジノ利権へ邁進。これが品格なき維新のなせる業なのか。

 

 なお、新年度から発掘調査期間が1週間未満の案件は大阪市教育委員会(市教委)が、それ以外は府文化財センターが発掘調査を担うとしています。ここでも府主導の「府市統合」が見て取れます。

 

 大都市である大阪の地中には、いまだ解明されず謎に包まれた遺跡が数多く、「難波宮跡」など歴史的に重要な遺跡も多い。「大阪市文化財協会(市文協)」は、大阪市内の文化財の調査研究と保存、文化・教育の向上発展を目的に1979年に設立された。

 

 2013年、当時の橋下徹市長らが進めた「二重行政の解消」を目的とする府市統合本部会議で、「市文協」と「大阪府文化財センター」が二重行政とされ、「市文協」の解散が決定された。事業整理に時間を要し、昨年6月に2025年3月末解散と正式に決定された。

春の市政検証集会(教育編)教育は本来どうあるべきか

○とき 4月24日(木)18:30-20:20
○ところ 大阪グリーン会館2 階
講演 山本 由美さん(和光大学名誉教授)

呼びかけ
 維新による「教育改革」によって子どもたちが追い詰められ不登校や校内暴力が増え続けています。
 教育現場の実態を交流します。また、維新が自公政権と取引した「高校教育費無償化」の実態と問題点についても検証します。
 教育は維新政治との最大の争点です。
 多くのみなさんの参加を呼びかけます。

ZOOM参加も可能。

参加申込は 大阪市をよくする会 へ
■主催:大阪市をよくする会
 電話 06-6357-6139 FAX 6357-5303
 mail yokusurukai1(イチ)@nifty.com