大阪市をよくする会

2010年度 年次総会が開催され、新事務局長に福井朗氏

[2010.4.13]-トピックス

P1000226.JPG4月9日夜、大商連会館で50人が参加して、年次総会が開催されました。瀬戸一正市会議員が「市民要求実現都、平松市政の特徴・方向性」と題して、報告しました。赤バス廃止先送りなどの市民運動の成果を報告し、自治体版構造改革、減量経営と経費削減について詳細に報告しました。また、橋下知事とは歩調を合わせたり反発しながら、北ヤード開発の次に東ヤード(森之宮)に触手をのばす大規模開発を進めていると告発しました。特に、情勢としては、橋下知事の府市再編論と「維新の会」の策動は、福祉と暮らしをこわし、府市政のすべてを大型開発につぎ込もうとするものだと、府市問題をするどく指摘しました。喜多事務局長は、市民の苦難の実態を報告し、関西財界に食い物にされる大阪市の現状にふれました。その中で、赤バス廃止問題や敬老パスや上下水道料金福祉制度を維持させた市民の力、運動の前進点を報告しました。芦原病院告発運動、市民講座、宣伝活動などの総括を行い、市長選挙の構えや市政政策研究会などの方針を提案しました。討論では、国保問題、関西社会経済研究所の地方行政効率化論への問題提起、喘息患者への医療補助要求、こどもの医療費助成引き上げ要求、赤バスの存続運動の強化などにかかわり熱心な討論と交流を行いました。役員体制は、新事務局長に福井朗さん、次長に成瀬明彦さんと服部信一郎さん、西脇直樹さんの事務局体制を提案し、議案ふくめ承認されました。