大阪市をよくする会

橋下知事と平松市長、水道事業統合で合意

[2008.7.30]-トピックス
朝日新聞より 水道事業統合で合意した橋下徹・大阪府知事(左)と平松邦夫・大阪市長=24日午前、大阪市都島区の市公館、島脇健史撮影  大阪府の橋下徹知事と大阪市の平松邦夫市長は24日、市公館で共同記者会見を開き、府市の水道事業統合で合意したことを明らかにした。[seperator]統合策をめぐっては実務レベルで見解に隔たりがあるため、新たに有識者による「水道事業統合検証委員会」(仮称)を設置し、府と市の統合案の評価を委ねる方針だ。  会見で橋下知事は「府市連携の歴史的な第一歩になる。統合を目指す。基本的に決裂する可能性はない」と明言、平松市長も「知事と見解は同じ。新しいステップに入る」と述べた。検証委は大学教授や企業経営者らで構成する予定で、初会合は8月中に開き、協議は公開で進める。検証委の結論や関係市町村の意見も踏まえ、年内をめどに再度、両首長による意見交換会を開き、統合方針を固めるという。  大阪市は6月20日の府との協議会で、17年度までに市が府の水道事業を「吸収」する案を提唱。市案では、府は老朽化施設の更新や新たな送水管の敷設などの経費を2460億円削減でき、市町村にも1立方メートルあたり現行より10.10円安い78円で水を供給できるとしている。  市案は検証委に提示される予定だが、今後、府がどのような具体案を提示するかが焦点になる。市幹部は「府民、市民に利益があるのなら、事業体にはこだわらない。府の案が正式に出れば譲歩の余地はある」としている。  橋下知事は会見で「府の案は事実上ない状態。これ以上いい案が出せないまま、市の案に検証委のお墨付きが出れば、それで行きたい」と話した。(吉浜織恵)