大阪市をよくする会

市営交通民営化を現場から検証する

 これでは守れない 安心・安全・市民サービス ―市営交通民営化を現場から検証する―をテーマに第15回市民のつどいが1月26日に開催されました。

 つどいでの報告から紹介します。

 大阪市営地下鉄民営化(廃止条例案)が大阪市会で可決されたのは2018年3月28日。2018年4月1日から民営化され「大阪メトロ」となりました。

 

交通局として最後の「回答」

 

 「大阪市営交通の会」は、「1日1億円も儲ける地下鉄の利益」は市民のもの、「安全・安心」「利用者サービスの向上」をと民営化に反対してとりくみをすすめました。

 2018年3月8日、大阪市交通局に「地下鉄の津波・防水・防災対策の強化を求める要望書」を提出、交通局は3月30日、交通局としては最後となる文書回答を行いました。

「地下鉄の津波・防水・防災対策の強化を求める要望書」[PDF]
交通局の回答[PDF]

 

大阪メトロへ質問と要望

 

 4月1日に発足した「大阪メトログループ」は7月20日、2018年~2024年までの「中期経営計画」を発表しました。
 「民営化しても公共交通」「市民の交通権を守るのは自治体の責務」として「公共交通市民の会」をつくり、とりくみを継続しました。「中期経営計画」について質問書と防災関係の要望書を9月28日提出、大阪メトロより11月1日回答がありました。
 
「中期経営計画」についての質問書[PDF]
「中期経営計画」についての質問への回答[PDF]
防災関係の要望書[PDF]
防災関係の要望書の回答[PDF]

 

地下鉄駅・ホームの安全調査を実施

 

 「公共交通市民の会」は11月21日、大阪メトロの駅改札・ホームの安全調査を行いました。

 駅職員の配置がギリギリ状態、「不測の事態に対応できない」実態が浮彫りになりました。
 
 大阪メトロの駅改札・ホームの安全調査報告書[PDF]