大阪市をよくする会

WTC周辺活性化へ大阪府・市など中間とりまとめ案

 読売新聞は10月14日、次の報道を行いました。

 大阪市の第3セクタービル「大阪ワールドトレードセンタービルディング」(WTC)への大阪府庁舎移転を後押しするため、府と市、経済界でつくる「夢洲(ゆめしま)・咲洲(さきしま)地区まちづくり推進協議会」(会長=平松邦夫市長)は13日、WTC周辺活性化策の中間とりまとめ案を発表した。市営地下鉄四つ橋線の堺市方面への延伸検討のほか、競争力が低下している国際展示場「インテックス大阪」の運営見直しなどを盛り込んでおり、15日の会合で合意する見通し。

 四つ橋線延伸は、住之江公園駅から南進させる構想で、「(延伸に前向きな)堺市の議論を基本に今後検討する」と明記。JR桜島線を咲洲地区に延伸する案とともに、長期的課題の柱に位置づけた。

 また、5年以内の短期的取り組みとして、新エネルギー関連企業向けの助成金制度の新設などを挙げ、「2700億円の設備投資、3200人以上の雇用を目指す」との目標を設定。インテックス大阪については、国際見本市などの誘致強化のため官民共同で運営のあり方を検討し、大阪市本庁舎にある部局の咲洲地区への移転も視野に入れる。